西アフリカ、リベリア共和国からの報告

−長い内戦は人間の記憶に連続性と絆を失わせる−Page 2
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国際開発協力ジャーナル2006年12月号掲載

 リベリアの首都モンロビアの瓦礫と化した高層ビルは人間から記憶の連続性を断ち切る楔のように見える。

 街は破壊され私の記憶が戻るのにはかなりの時間を要した。 良く通った映画館も廃墟となっていた。

 写真は破壊された国防省の建物で、コンクリートは火災とかびにより黒く薄汚れていた。 

下記の写真は工事中ではなく、破壊されスケルトンのみとなった、空港の国際線ターミナルである。 

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