競技規則の主な改正

 競技規則が大きく変わりますので、緊急に報告します。
不正スタートの規則は2003年から実施と言うことですが、
本当に実施するかどうか今後論議を呼びそうです。

競技会一般規則

142条 B 同時申し込み

   試技に不在のとき、試技時間が過ぎればパス扱いになります。

143条 D 靴底と踵

   幅跳びの靴底の厚さが13mmまで認められるようになります。  
   (春の記録会では「走り高跳・やり投は12mm以下、その他は9mm以下とする」とあります。千葉県での実施
    はいつからか問い合わせが必要でしょう)

144条 A 助力

   近接の観客席からのコーチの指導は認められる方向となります。  
   (ただし他の競技者に妨げにならない範囲です。)

トラック競技

162条 F スタート

   各レースでの不正スタートは1回のみとし、その後に不正スタートをした競技者はすべて失格と
   する。
混成競技においては2回の不正スタートをした競技者は失格となる。  
   (
200311日から適用)

170条 M リレー

   競技者はバトンをしっかり受け取る目的で、手袋をはめたり手に何かを塗ることはできない。

フィールド競技

180条 P 

   試技時間はどの種目も1分とする。

   走り高跳、棒高跳で2人もしくは3人が残った段階では、走り高跳は130秒、棒高跳では2分とする。
      また、混成競技を除き、1人だけ残った場合は走り高跳で3分、棒高跳で5分とする。

  高さの跳躍

181条 F

    バー両端部分の断面形状は半円形とする。(200311日から適用)

182条 A (2

   無効試技の判定を補助するために両支柱の両側に3m白線を引く。 

183条 I

   バー止めの支柱からの長さは55mmを超えてはならない。(200311日から適用)

 長さの跳躍

184条 C

   踏切線から45mを超えたところから助走を開始したときは無効試技となる。

185

   踏切りの際、靴あるいは足先が踏切線の先に突き出たときは、たとえ粘土板に痕跡が残らなくても
   無効試技となる。

185条 G

   粘土板の助走路に近い縁の傾斜角度は45度(現行30度)とする。
   (国内大会は
200311日から適用、ただし、競技会で確認した方が良いでしょう。)

投擲種目

187条 C

   やり投では、競技者は肘を保護する物をつけても良い。

187条 K

   やり投を除いて、着地場所の範囲は、サークルの中心で交わる34.92度の角度をなす幅50mmの
   白線の内側の縁を示す。

187条 O

   砲丸、円盤、ハンマーは有効試技となるためには、頭部の痕跡だけではなく、接地しなかった用具
   部分を含む箇所がラインに接しない事が要求される。

(この掲載に関し直接、陸上競技協会に問合せはしない様にお願いいたします。)